2014年04月30日

【闘病編】脾臓摘出後の治療

 まもなく出るであろう病理検査結果が、もし悪性の血管肉腫だった場合。すぐ動けるように、いまのうちにと考えを整理しています。

 一般に癌の治療に際しては以下の選択肢があります。

 1. 化学療法…抗がん剤による治療
 2. 放射線療法…リニアックという放射線治療器による治療
 3. 代替療法…免疫療法、栄養療法など

 うち、血管肉腫の場合は1と3が選択肢。それぞれ、メリットデメリットがあります。現時点ではまだ迷いつつも、実績データ面で最も信頼性の高い1を選択しつつ、3も可能な限り取り入れたいと考えています。

 使用する抗がん剤は、「ドキソルビシン」(アドリアマイシン)というもの(抗腫瘍性抗生物質)。
 ラナの場合、1回あたり30mg投与。生涯投与量は250mgまでと決まっているので、30mgを3週間おきに5〜6回に分けて点滴で投入します。副作用は、消化器毒性(嘔吐、下痢)、骨髄抑制(感染症に弱くなる)、心筋毒性など。
 これで余命を3ヶ月から6ヶ月に延命する程度の効果が期待できます。

 その後は? もっと効果の期待できるものは? その他に何かないかとインターネットで調べると、サリドマイド(抗多発性骨髄腫薬)、パゾパニブ(分子標的治療薬)なんかもあるようです。もっと詳しく調べてみよう。

参考:
http://www.vetmed.hokudai.ac.jp/VMTH/department/oncology/%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E6%8A%97%E3%81%8C%E3%82%93%E5%89%A4%E6%B2%BB%E7%99%82.html

 さて、今朝は雨でした。患部を雨に濡らさないよう編み出したのがこれ。ポリ袋30Lに穴をあけて即席カッパに。

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 12日にぶっ倒れて以降、ドッグフードを食べてくれなくなったので手作り食に移行していますが、3の栄養療法をここで取り入れていけたらなと思ってます。

 これまで、ささみ+キャベツ+ごはんの組み合わせでしたが、徐々にレパートリーを増やしていこうと思っています。
 朝食は、ささみ+ごはんに鮭とかぼちゃを追加。鮭がくさい。けど、ちゃんと食べてくれました。

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 夕食は、ささみ+ごはんにかぼちゃと小松菜と豚肉を投入。これもガツガツ食べてくれました。心なしか、昨日より元気になっている感じがします。

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 注文した本も、早くもうち5冊が届きました。ゴールデンウィーク中に読了しようと思います。

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ニックネーム ラナ父 at 23:18| Comment(4) | 血管肉腫 闘病編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月29日

【闘病編】霊犬 早太郎伝説

 安曇野のスラローム大会『にじますカップ』のおおさわさんが、ラナの病気平癒のためにわざわざ信州光前寺まで赴いて御祈祷をお願いし、お札やら魔除やら御守を送ってくださいました。
 ここまでしていただいて、なんと申し上げてよいやら、言葉がございません。本当にありがとうございます。
 おおさわさんには、一昨年にもトロフィーをいただいたばかりでしたのに、またまた大きなご恩を賜る形となってしまいました。

 御札は、ラナが見える位置に飾らせていただきました。北向きはダメみたいですので東向きとしました。

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 御守は、私が肌身離さず持っておこうと、スーツの内ポケットに忍ばせることにしました。

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 信州は宝積山光前寺には、「霊犬 早太郎」の伝説が残っています。毎年生贄を要求する妖怪ヒヒを光前寺のわんこ(早太郎)が死闘の末退治したというお話です。むかし『うしおととら』というマンガでこの早太郎(しっぺい太郎)をモチーフにした話を読んでいたのを機に、この物語自体は知っていましたが、信州駒ヶ根ゆかりとまでは知りませんでした。早太郎の御加護で、ラナが少しでも良くなることを祈っております。

 さて、今朝を迎えたラナですが、体調は昨日と変わらず。動き回るくらいはできますが、やはりしんどそう。少しでも体力回復をと、5時と8時に二回ごはんをあげました。どちらもペロリでしたが、その後事件が。

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 横になったラナのお腹のキズの最上部から体液がドロリ…。もしかして、食べ過ぎてお腹がふくらんだせいでキズが開いた? 人間の頭部用ネットを装着してみてしばらく様子を見てみましたが、止まる様子がないので、急遽病院に連れて行くことにしました。
 とりあえず、ごはん食べすぎとは関係ないようです。念のためエコーで腹腔内も見てもらいましたが、腹腔内に溜まっている様子はなし。消毒して抗生物質をバイトリルから新たにオーグメンチンに変更してもらいました。体温は38.4℃と平熱を維持。

 ちなみに手術後、ラナの腰はかなりくびれました。ネットをかぶせるとよく分かります。冬場は腰回りがずん胴になってました。あまり川に行けてなくて、運動不足のせいでデブってたのかなあと当時は思ってたのですが、おそらくすでに脾臓が肥大してたんでしょうね…。気付いてあげたかった。

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 手術で一命をとりとめたとはいえ、まだ元気というには程遠い状態。今は横ばいという印象ですが、少しでも下がるとヤバい状態になるので気が気ではありません。早く元気を取り戻してほしい…。


ニックネーム ラナ父 at 17:15| Comment(0) | 血管肉腫 闘病編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月28日

【闘病編】退院から一夜明けて

 ラナは、私が一から世話をした初めての犬でした。

 幼少期にダックスフントのぺぺ、パピヨンのペリー。少年期にシーズーのアヤ、ロングコートチワワのチャッピーがいて、犬に囲まれた環境が長かったのですが、犬種を選ぶところから始まり、自身が主体となって育て上げたのはラナが初めてでした。

 ラナをわが家に迎えたのは26歳の時でしたから年齢的なものもあると思いますが、「ペット(愛玩動物)」という概念を超えて、自分の「子ども」のような位置付けでした。そして、カヌー犬として、かけがえのない「相棒」でした。
 「親より先に死ぬより親不孝なことはない」という言葉がありますが、今まさにその言葉の持つ意味を思い知りつつあります。たとえ犬とはいえ、存在感はもう、自分の子どもと変わりありませんから。
 11年前は、寿命は10年程度だから、そういうもんだと思えばいいと思っていました。でも、いざその局面を迎えてみると、まだ、気持ちの整理がつきません。失う哀しみより、得られた喜びのほうが大きかった。そう言える日が来るのかな。

 さて、退院から一夜明けて。やっぱり絆創膏はがしてました。

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 体調は、少なくとも元気ではない。失血のダメージがきっと大きいんでしょう。あいかわらずドッグフードを食べてくれないので、しゃあないんで入院前みたくむしササミとキャベツを混ぜたのをあげたらペロリでした。

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 今日は空いた時間に悪性腫瘍「血管肉腫」だった場合の治療方法について調べていました。基本は、化学療法。「ドキソルビシン」の投与(点滴)となるようです。今、内容を整理しています。もしガンだったら、長く険しい道になりそうですが、ラナ、最後の最後まで諦めずにがんばろうね…。



ニックネーム ラナ父 at 19:45| Comment(2) | 血管肉腫 闘病編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月27日

【闘病編】脾臓手術から3日→退院しました

 昨日の晩の様子。ドッグフード食べるようになったそうです。おしっこもケージ内ではしないので、外に散歩に連れ出してもらっているようです。経過順調。

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 本日お昼の様子。ケージから出してもらいました。飛びついてきて、離れませんでした。寂しかったんでしょうね。案の定、ケージに入ろうとしなかったので、ムリヤリ押し込みました。晩にお迎え来るからね。
 …歯茎が白かった。その割には元気でしたが、まだ貧血がひどいんでしょう。

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 そして19時30分ごろ、はれて退院できました。

 ・まず、病理検査の結果を得てから治療方針について改めて相談する。最も可能性が高いとされる血管肉腫を想定して、前もってある程度聞いておきました。
 ・抜糸は約2週間後を予定。
 ・とにかく体力回復に努める。まだ貧血状態(26日時点でヘマトクリット値22(正常値37-55))なのでたくさん食べさせる必要がある。貧血が回復するまでには1週間以上かかるだろうとのこと。

 本当は、エリザベスカラー付けておいてくださいと言われてましたが、明らかに嫌そうにしてるのがたまらず外してしまいました…。

 やっぱり家が一番ですね。すごく落ち着いているのが分かります。

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 歯茎の色をチェック。今回、ものすごく大事だなと身に沁みて感じました。本来のピンク色よりやや薄い。これを可能な限り短期間で元に戻してやるのが当座のミッションです。

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 お腹の毛はきれいに剃られていました。またソッコーで絆創膏はがすんやろな…。

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 ドッグフード食べるようになったと病院から聞いていたので、改めて肉缶と混ぜ合わせてあげましたが、あれえっ? ちっとも食べません! 入院前みたいに手作りしか食べない…?

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 もし、病理検査結果が「血管肉腫」だった場合。

 @このままなにもしなければ、余命はMAX3ヶ月。
 A化学療法を用いて、余命はMAX6ヶ月。→3ヶ月の延命措置。
 Bそれでも1年以上生存する可能性は10%以下。

 化学療法とは、抗がん剤治療です。副作用があります。その程度はまだよく理解できていません。期間は4〜5ヶ月ほどかけて行います。費用もかなりかかります。

 この3ヶ月をどう捉えるか。副作用に苦しんで家から出られないのなら話は別ですが、ある程度の生活水準が維持できるのであれば、そして再びカヌー犬として川に出ることができるのであれば、少しでも延命させたい。そして完治は無理だとしても、寛解の可能性を信じて、少しでも可能性のある場所で戦いたいと考えました。

 まずは勉強しなければ。何事にもまず正しい知識が必要です。
 ということで、Amazonやら楽天で大量に書籍を発注しました。

 『うちの犬ががんになった がんとたたかう愛犬を支えてあげる方法 診断−治療−ケア』
 『ペットががんになった時―診断・治療から看取りまで』
 『ペットがガンに負けないために―犬・猫の体にやさしいガン治療の選択を 』
 『ペットがガンになってしまったら―犬・猫に負担をかけないガン治療法を選ぶ』
 『愛犬のためのがんが逃げていく食事と生活』
 『知っておきたいガンのこと〜 ペットの運命を変える飼い主の選択 〜』


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2014年04月24日

【闘病編】脾臓摘出手術、執行

 本日夕方、予定通りに脾臓摘出手術が執り行われました。

 18時20分ごろ、病院から電話がありました。手術は無事終了し、ラナはすでに麻酔から覚めていて元気にしているとのことでした。トータル2時間ほどかかったそうです。

 20時ごろに見舞いに行った時にはいつもどおりの元気な顔を見せてくれました。鉄格子の中なので、寂しそうにしてピスピス鳴いてばかりでした。いまのところ、不整脈や血栓は出ていないようです。このまま順調に回復してくれれば最短で3日後には退院できそうとのこと。

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 ラナ、よくがんばってくれたね。ありがとう。本当にありがとう。

 また今回の件では、SNSなどを通じて、数々の応援メッセージをいただきました。何度も折れかけましたが、そのたびに励まされました。ラナのことを、こんなにも見守ってくれる人がいたんだ…。歳を取ったせいかすっかり涙腺が緩んでしまっていて、何度も涙してしまいました。単独行動を好む私ですが、このときは仲間のありがたみを存分に思い知ることができました。本当にありがとうございました。

 気になる腫瘍ですが、実物を見せていただきました。

 以下に摘出した脾臓の写真を載せています。
 注意!:グロいのダメな方は「続きを読む」を押さないでください。


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2014年04月22日

【闘病編】脾臓摘出手術は回避できるのか?

 散歩もすたすたフツーに歩けるようになったので、カートはもう不要になりました。とはいえ手術後に再度必要になるかもなので一応手元においてあります。
 貧血&脾臓へのダメージを配慮して、階段は使わず、また走ったり、興奮させるのも控えてますが、それらを除けば、以前と何も変わらない日常です。

 これがずっと続いてくれたらいいのに。ラナの元気な姿を見ると、本当に、治ってしまったんじゃないかと思ってしまいます。正直、この一週間で心身ともに疲れ果ててしまったんで、ここでもう立ち止まりたいという気持ちもあります。

 走り出すともう、戻れないんじゃないかという怖さ。ようやく辿り着きつつある真実が露わになることへの怖さ。本当は、疲れたから立ち止まりたいのではなく、前に進むのが怖いんです。

 もし脾臓の腫瘍が良性だと事前に分かるんであれば、摘出手術は避けられないか?

 摘出手術しないということは、今の慢性的な貧血を許容するということ、すでに破裂を起こしているであろう脾臓をそのまま放置することになります。

 そんなこと、できませんわね。

 やっぱり、選択肢は「手術する」しかないんやな…。

 こうなったら前向きに考えるしかない。まずは手術という選択肢を選べるようになったことを喜ぼう。そして、完治する可能性があることを喜ぼう。あとはラナの持つ「運」に賭けるしかないですね。

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ニックネーム ラナ父 at 22:20| Comment(0) | 血管肉腫 闘病編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月21日

【闘病編】脾臓の腫瘍について

 ラナが12日に倒れてから10日目。平穏な日常が戻ってきました。失って初めて分かるとはよく言うけれど、平穏こそ幸福なんやなと。充分に分かっていたつもりでしたが、改めてそのありがたみを噛み締めています。

 ラナはいまや、ぶっ倒れる以前の体調まで劇的に快復しました。なもんで部屋中ををうろついて、床に転がって背中をスリスリといつもどおりの自由奔放な動きをしていますが、脾臓に腫瘍があると知ってからは、頼むから変な動きはしないでくれと心配になります。

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 そう、川下りに連れて行くなんてもってのほか。自殺行為です。

 しかし、知らずとはいえ、私はその「自殺行為」を何度もやっていたことになります。

 最初の異変は3月10日。9日に福士川を下った翌日でした。
 15日に病院で検査してもらい「貧血」という結果は得られたものの、その他特に所見なしだったので、運動量を極力抑えるよう配慮したとはいえ、基本スタイルを変えることはありませんでした。この後、芝川(3/16)、奈良井川(3/22)、太田川(4/6)を下っています。

 次の異変は、約1ヵ月後の4月7日。これも、太田川を下った翌日でした。

 今になって考えてみれば、川下り翌日にあたる過去2回の「異変」というのは、脾臓が破裂して出血し、ちょっとしたショック状態に陥っていたものと推測できます。幸か不幸か、この2回は、おそらくは大網の働きによって1日程度で収拾し、翌日からはいつもどおりの生活を送れました。「幸」は、すぐ日常に戻れたこと。「不幸」は、それゆえに私が事の重大さに気が付かず、適切な行動を起こせなかったことです。

 「脾臓の腫瘍」と言われてはじめて、「脾臓腫瘍」というキーワードで検索すると、これまたものすごい数の情報が出てきました。「貧血」では特段注目すべき事項として出てこなくて気が付かなかったんですが、ゴールデンレトリーバーの脾臓腫瘍はかなり多い。脾臓に腫瘍があると、貧血を起こすとも。ラナが健康優良児だったから知る機会がなかったというのは言い訳ですね。飼い主としての怠慢です。相棒として選んだ以上は、カヌー犬への適性だけでなく、ゴールデンレトリーバーの特性についてもっと勉強しておくべきでした。「貧血」というシグナルの深刻さに、すぐに気が付いてあげるべきでした。

 脾臓の腫瘍関連でいくつか個人のブログを読ませてもらいましたが、いい話はほとんどありません。そのほとんどが闘病記録。そこで特に目にするのが「血管肉腫」という言葉。

 脾臓腫瘍の2/3は悪性で、そのうち2/3が血管肉腫に相当するそうです。すなわち4/9(約半分)が該当しますので自ずと注目してしまいます。

 インターネットが普及して、専門外のことでも情報を得るのがめっちゃ楽になりました。でも、というか、やっぱりというか、所詮インターネットというか、根拠の提示がないものが多く、信憑性の面で問題があります。正確かつ充分な知識がないと躍らされるばかりなので、都度各方面で詳しい人に相談するなど注意が必要ですね。

 ■血管肉腫の特徴

 血管肉腫は、高い転移率を特徴とし、約80%で肝臓に転移し、その他、大網、腸間膜、肺など全身に転移病巣を形成します。また、貧血や血小板減少症、播種性血管内凝固(DIC)を高率で引き起こします。

 引用:http://www.minamigaokaah.com/column/month_1210.html

 脾臓の血管肉腫の予後は悪く、特に外科手術のみで治療したイヌの生存期間中央値は19日〜86日と極めて予後の悪い腫瘍です。また、12ヶ月生存率は10%以下と報告されています。
 〜術後化学療法を併用すると、生存期間中央値が141〜179日まで延びることが報告されています。ただし、12ヶ月生存率は化学療法を併用しても10%以下とされています。

 引用:http://www.patho-labo.com/topics/topics.cgi?mode=find&word=%91%E63%82P%89%F1%81%40%83C%83k%82%CC%8C%8C%8A%C7%93%F7%8E%EE&cond=1

 ラナの脾臓腫瘍が血管肉腫だった場合は、アウトと思っていたほうがいいようです…。


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2014年04月20日

【闘病編】貧血の原因判明→脾臓腫瘍

 本日の朝ごはん。二日前に再び食べ始めましたが、食べる量に比して、うんちの量が劇的に少ない。点滴生活で腸がからっぽになったためなのか、この手作りメニューの消化がよすぎるのか、不明ですがちょっと気になる。

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 今日も通院。
 心臓の音も、昨日に比べれば今日はよくなってますとのこと。またたくさん注射を打ってもらう。

 気になっていたエコー(超音波診断装置)について聞いてみました。5年前の子宮蓄膿症以来、ここの病院に通うようになってから実に一度も世話になっていないので、嫁さんに言われるまで存在をすっかり忘れていました。エコーで何か新たに分かることがありますか? と。何かがあるというレベルでは分かる、とのこと。

 こまめに通院しながら様子を見ましょうとのことでした。

 が、このままでいいのか? 一見、全快したように見えますが、血液検査の数値は倒れる直前のものと何も変わっていません。またぶっ倒れるんじゃないか? という懸念がどうしても消えません。
 今回、ラナがここまで快復してくれたのは、「奇跡」だと思っています。最後まで諦めはしませんでしたが、死を受け入れる覚悟はしました。葬儀屋も調べました。もしまた倒れられたら、もう今度こそはダメなんじゃないか。
 今、このまま原因を曖昧なままにしたまま、もし倒れてしまったら、のちのち後悔することになるかもしれない。ここは思い切って別の病院にも相談してみよう。
 
 で、ハシゴする形で別の病院に。セカンドオピニオンです。ご意見をお願いします、と今までの経緯を聞いてもらい、血液検査とエコーで検査してもらいました。

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 検査の結果、貧血の原因と思しきものが判明しました。

 「脾臓の腫瘍」

 腫瘍部を、大網が包み込んで出血を防いでいるそうですが、貧血を起こしているということは、完全に防ぎきれず少しずつ血液が漏れ出ている可能性が高いらしい。

 …脾臓からの出血って一番最初に疑ってたやつやん。触診とレントゲンでは結局分からないままでしたが、エコーでは一発でした。
 でも、腫瘍か…。原因がはっきりしてうれしい反面、こんな事実、知りたくなかったという気持ちも少々。

 治療法は外科手術。全摘出となります。

 貧血の原因を根絶する手術こそ真の核心部と、もともと覚悟していたので、手術することに決めました。23日(水)から入院して、24日(木)に手術の予定となります。入院は、1週間程度必要らしい。気になっていた輸血は、今のところ必要ないようですし、必要に応じて供血犬から提供してもらえるらしい。

 高齢だと全身麻酔のリスクが…と考えていましたが、それほど気にしなくていいらしい。それより、血栓、不整脈、貧血のリスクのほうが高いようです。

 先週、死にかけたばかりというのにまた大手術…。
 ごめん、ラナ…。でもあともう一回がんばってくれー!

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ニックネーム ラナ父 at 07:28| Comment(0) | 血管肉腫 闘病編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月19日

【闘病編】レントゲンでも原因不明

 ラナがぶっ倒れてから、1週間が過ぎました。

 昨日からようやくごはんを食べるようになりました。あいかわらずドッグフード(ドライフード)には見向きもしてくれませんが、むしささみ&キャベツ&米の手作りメニューにはがっついて食べてくれます。
死にかけてたのが夢のよう。でも、確実に痩せました。背骨が随分と露わになりました。今回、通院や散歩で何度も何度も抱きかかえて移動していましたが、日に日に軽くなっていくのを感じていました。

 でもこれからは違う。この先どんどん元気になって、3月9日以前の元通りの生活が送れたら…。実際、見違えるほど元気になりました。もう完治したんじゃないか? と思いたい。でもこの気持ちはたぶん、現実から目を逸らして逃げているだけで、心の底にある冷静な気持ちでは、このままではダメだなと考えています。

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 そう思う理由は、血液検査の内容。多機能不全は脱したものの、結局、倒れる直前の「貧血」状態で安定しそうな気配です。

 夕方、かかりつけの病院で診てもらいました。心臓の鼓動が弱いので強心剤その他注射を4本ほど打ってもらい、血液検査。

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 血液検査の結果。

 ・ごはんを食べ始めたので、蛋白増加。ただ腎臓に影響が出ている。
 ・肝機能はGPT(ALT),ALPがさらに下がり、回復傾向。
 ・貧血はあいかわらず。数値は微減。
 ・白血球がまた増えている。

 体重も久しぶりに量ってもらいました。24.3kgしかありませんでした。少し、小さくなった気がします。

 レントゲンも胸部、腹部の2枚を撮ってもらいました。
 16日(水)にうっすら白がかっていた部分が、ほぼなくなっています。随分キレイになりました。
 それ自体はうれしいお話ですが、では貧血の原因は結局何なのか…?

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2014年04月18日

【闘病編】ラナ点滴解除、川太郎退院

 今日は川太郎の退院予定日です。ばあばにお迎えに行ってもらいます。大活躍ですね。今回も本当に助けてもらいました。ラナ、川太郎と二人立て続けに倒れられ、嫁さんと二人だけでは確実に回りませんでした。頭が上がりません。

 さて、ラナがやたら動き回るようになったため、昨晩から何度調整しても点滴が入らなくなりました。川太郎の退院手続きの間、ラナはひとりでお留守番となるので、どうせならと点滴を外す。

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 2日前から台所を気にし始めていましたが、今朝は食卓の下に移動する(→子どもたちのおこぼれ狙い)など明らかに食欲が上がってそうです。ゆでささみを与えると、はじめは顔を背けていましたが、5分位するとパクつき始め、あっという間に平らげてしまいました。結局、ゆでささみ2本と米茶碗2杯分を完食。ドッグフードがベストですが、ふやかしたりしても見向きもしないのでしょうがない。しばらく手作りでいきますか…。

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 16時ごろ、往診。正式に点滴外れました。

 川太郎も無事に退院。これで、一週間前の金曜日と同じ状態に戻りました。
 いやあ、過去にない怒涛の一週間でした…。

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 ラナの今後について考えました。

 今までは「死」が目前にあったので、それを跳ね除けるのに注力して必死に動いてきましたが、やや落ち着いた現在、少し気持ちに余裕が出てきたので少し広い視野で考えることができるようになったのかもしれません。

 気になるのはやはり「貧血の原因」です。具体的には、赤血球が減少し、白血球が増加しているということ。

 かかりつけの病院の回答は「はっきりとは分からない」から進まないので自分で調べてみました。

 「貧血の原因 犬」などでググると、ざくざく出てくる。

 基礎知識として、
 ・赤血球の寿命は約120日。
 ・赤血球は骨髄で作られ、脾臓で壊される。
 ・赤血球内のヘモグロビン濃度が基準値を下回った場合が貧血。

 貧血が起こる原因は、何らかの理由で
 ・赤血球が新たに作られない…非再生性貧血
 ・赤血球が作られる量<失われる量…再生性貧血

 血液検査時に顕微鏡で赤血球が新たに作られているのは確認済みなので、ラナの場合は再生性貧血が該当するかと思います。

 まず疑うのが失血。

 ・外傷はない。血尿もない。
 ・脾臓など内臓の出血も、今のところ確認できていない。

 次に考えられるのが、溶血といって赤血球が壊される病気。

 ・免疫介在性溶血性貧血、バベシア症(ダニ感染症)、たまねぎ中毒など

 バベシア症は、関東にはないらしいけど関西在住歴も長いからなあ。いろいろ考えてみたけど、結局これというのが分からない。いったん時間をおいてまた明日にでも考えてみよう。

 思い返してみれば、3月10日にはじめて動けなくなって以降、マンションの階段を登ると息を切らすようになっていました。老齢のせいかと思っていましたが、貧血の症状そのままですね。実際、3月15日の血液検査でも数値になって出てますし。でも突如危篤に陥るまで症状が激変するとは思ってもいませんでした。15日時点で今のようにいろいろ調べて出していれば、また違った未来があったのかもしれないと思うと、後悔しきりです。

 参考資料:
 http://bremenvetcenter.com/anemia.htm

ニックネーム ラナ父 at 05:10| Comment(0) | 血管肉腫 闘病編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする